昭和30年に始まり、毎年皇室献上されている、石岡市の富有柿を使い熟成柿のジュレを作りました。
https://ibaraki-sanchoku.net/kaki.html
寒い日の、暖かい部屋でいただくひんやりデザートは、冬の小さな楽しみだったりします。
水切りヨーグルトムースに乗せて、あつあつお鍋の後のデザートにも良さそうです。
お邪魔したのは、石岡市の「JA里の四季」 さん。
https://www.jayasato.com/contents/tyokubai.html
店先には、たくさんの柿が並べられていました。
どれも実が大きく(小振りのものも、まとめ売りされています)しっかりと重みがあり、甘味も見た目に負けておりません。
富有柿は、シャキシャキとした食感に高い糖度が特徴ですが、今回のジュレの為に購入から2週間程、さらに追熟しました。
皮はさらに艶やかなオレンジ色に。
皮離れが良く、果汁がしたたり滑りがでます。
シャキシャキ感は抑えられ、なめらかな口当たりが増えました。
フルーツという枠の中では少々華やかさに欠ける柿ではありますが、良く熟せば滑らかな口当たりと優しい甘味から冷たいデザートに適してるように思えます。
また、シャキシャキとした歯ごたえのある柿は、野菜と一緒にサラダなどにも使えます。
良く知れば、ポテンシャルの高い果実です。
何でも先入観に囚われない創意工夫が、暮らしを和ませてくれることを改めて感じました。
熟された果実のような、やわらかなアタマが大切なのかもしれません。
〈ジュレ〉
水300cc
ゼラチン4.5グラム(ゆるゆる)
グラニュー糖 大さじ1.5
富有柿(お好きな熟柿)1センチ角にカット 1個
〈ヨーグルトムースっぽいやつ〉
水切りヨーグルト
(ビヒダス1パックで2人分程)
砂糖適量
7分だて生クリーム20グラム程