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思考の鍋

料理、日記、時々エッセイみたいなやつ。

ブルーベリー摘み

猛暑日、太陽が傾き始めた頃に、家族でブルーベリー摘みへ。

お邪魔したのは、つくば市にある「さいとうブルーベリー園」さん。

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どこか、知らないおとぎの国へと繋がっているような、広大な農園の入り口には、これまた絵本の一ページに紛れこんだような、可愛らしい小さなログハウスが迎えてくれます。

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さらには、美しい声の持ち主であります優しい奥様が、丁寧に摘み方やブルーベリーの種類を教えてくださいました。

ブルーベリーは、何種類かあります。(名前は忘れてしまいました。)

また、同じ木であっても、実の付く位置で甘みや大きさが違う為、味見をしながら、自分の好みのものを摘みました。

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息子とあれこれと選び楽しんでいるので、なかなか籠にブルーベリーが増えず、少し焦りながら摘み始めると、ふと夫がいないことに気付いた。

名前を呼ぶと遠くの方で声がした。

木々をかきわけ、声の方へ奥へ奥へと向かうと、夫が夢中でブルーベリーを摘んでいる姿が見えたが、一人ではなかった。

隣には、小さな白いうさぎがいて、仲良く並び、夫は時々うさぎの口へブルーベリーをほうってあげていた。

私は、自分の目を疑ったが、驚きと信じられない光景をただ見ていたい願望なのか、しばらくその様子をじっと眺めていた。

うさぎは誰か人間が来るのを待っていたかのように、ニコニコと嬉しそうに見えた。

うさぎは私に気付くと、夫におじぎをしたようにも見えたが、走り去ってしまった。

夫になぜここにうさぎがいるのか、何を話していたのかたずねると、夢でもみてるのか?と笑われてしまった。

私も、熱中症にでもなってしまったのかと思い、冷たい水筒の水で喉を潤し、体と頭も冷やした。

しばらく休んでいると、頭の中がすっきりして、何か夢でも見ていたのだと、我に返り恥ずかしくなってしまった。

息子のとこに戻ると、籠いっぱいにブルーベリーが摘まれていたので、随分長い時間息子を一人にしたものかと、少し反省した。

家にもどり、皆で甘酸っぱい太陽の恵みの味を存分に味わった。

 

早速、息子が夏休みの宿題である、絵日記を書いていた。

ブルーベリー農園の木々の奥には、小さな白いうさぎが一匹、描かれていた。

 

 

 


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