}

思考の鍋

料理、日記、時々エッセイみたいなやつ。

那須岳(茶臼岳)と木の俣渓谷。

今年夏、長男希望の那須岳(茶臼岳)へ旅行。
九号目まではロープウェイ、そこから一時間程で登頂できる初心者の登山道へ。

活火山な為、火山ガスが噴出していて、硫黄の臭いがした。
頂上が見える所までロープウェイで運んでもらえる為、ハイキング的に気楽に構えていたが、
火山ガスで木々が育たない為か、日陰が無く、気温がぐんぐん上がり、一時間とはいえなかなかハードな登山道だった。
コロナ対策に併せ、熱中症対策は必須である。

長男はもの足らずか、次回は小学男児の冒険心くすぐる鎖場が登場のハードコアなルートを希望している。
足腰に加え、メンタルの強さも必要なようだ。

~初心者コースでは、軽装な方も見受けられましたが、登山靴を履いていても、斜面の小さな石積に足を滑らせたり、頂上付近では岩登り的な箇所が続きます。
これから秋が深まり、ますます那須岳の景色は見頃を迎えますが、登られる方は、必ず登山靴を履かれ(貸し出しもされてます。)、最低限の装備を強くお勧めします。
事故やケガのない、楽しいお出掛けとなりますように。~

f:id:omiki33:20200925182712j:plain
f:id:omiki33:20200925182813j:plain
https://www.nasu-ropeway.jp/attraction/


そして、旅行の帰路に立ち寄った、美しい渓谷。
水は冷たく青く、それなりに賑わってはいるが、騒々しさはなく、深みのある静けさに覆われているような、神々しく神秘的なところだった。

f:id:omiki33:20200925183026j:plain
f:id:omiki33:20200925183133j:plain
http://www.city.nasushiobara.lg.jp/22/002570.html

「自然の浸食がつくりあげた深さは、ぼくは、こわいよ。」長男がふと呟いたので、思わずメモる。
とても良く分かるし、正解でもある。